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ヨハネ福音書のイエス

ヨハネ福音書のイエス[iwanami syoten 25459]

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ヨハネ福音書のイエスは、なぜ謎めいたしかたで語るのか。「世の光」とは、どんな世界観と自然観を前提として言われているのか。福音書の新訳に取り組んだ経験を含めて、著者の独自の読みと、様々な発見とを語る。

●目次
1 生きている復活者
「神の子キリスト」—日常生活における復活者の臨在
「はじめに、ことばがいた」—イエスとの最初の出会い
「父が私を遣わした」—イエスの権能の根拠
「ことば」「光」「生命」—キリスト者の生き方への示唆
2 イエス物語の仕かけと背景
「見たことがないのに信じる人々は幸いだ」—「見る」ことと「信じる」ことの意味
「謎めいたかたちで語る」—読者に戸惑いを与えることの真意
「活ける水」—サマリアでの逸話が示唆するもの
「イエスが愛していた弟子」—キリスト者の理想像
3 ヨハネの「世」—自然観と社会観
「世は彼を介してできた」—ヨハネ福音書の「世界」観
「自分たちの罪のうちに死ぬであろう」—ヨハネ文書における「罪」の概念
「もう一人の弁護者」—ヨハネ福音書における生霊の経験
4 ヨハネ教団
「互いに愛し合いなさい」—信仰と愛の共同体
「私が良い牧者」「私が蔔萄の木」—イエスとキリスト者との結び

著者:小林稔
判型:四六判上製
ページ数:230
ISBN:978-4-00-025459-5
発行:岩波書店